SP-555 Driver Ver.1.0.0 for OS X 10.8

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Apple, OS X は、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
文中記載のその他の会社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。

このドライバについて

このドライバは、OS X 10.8 で SP-555 を使用するためのドライバです。

特長

動作条件

このドライバは、以下の動作条件が必要になります。

お使いのオーディオ/MIDIアプリケーションが必要とする動作条件、お使いのオペレーティング・システムが必要とする動作条件もご確認ください。
対応 OS
OS X v10.8
 
対応パソコン
USB ポートを標準で搭載している Apple Mac シリーズ
USB 3.0ポートに接続した場合でも、製品本体のパフォーマンスが変わるものではありません。
Windowsが動作しているMacはサポート対象外となります。

制限事項および注意事項


インストールする

インストールの途中でパスワードの入力を求めるダイアログが表示されたら、パスワードを入力し、[ソフトウェアをインストール]をクリックします。
  1. すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
    (キーボード、マウスを除く)
  2. 「SP555_USBDriver108.pkg」をダブルクリックします。
  3. インストールできるかどうかを判断するプログラムの実行を確認する画面が表示された場合は、[続ける]をクリックします。
  4. 「ようこそ SP-555 Driver インストーラへ」と表示されますので、[続ける]をクリックします。
  5. インストール先を選択する画面が表示された場合は、システムがインストールされたドライブをクリックして選択し、[続ける]をクリックします。
  6. インストールの種類が表示されますので、[インストール]または[アップグレード]をクリックします。
  7. インストール終了時のコンピューターの再起動を確認する画面が表示されますので、起動中のアプリケーションがないことを確認し、[インストールを続ける]をクリックします。
  8. インストールが完了したら、[再起動]をクリックしてコンピューターを再起動します。
    コンピューターが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。

以上で SP-555 Driver のインストールは終了です。

アプリケーション - Roland - SP-555 DriverフォルダにReadmeファイルとドライバのアンインストーラーがインストールされます。

お使いになる前に

OS X のオーディオ入出力の設定

  1. SP-555 とコンピューターを USB ケーブルで接続し、SP-555 の電源を入れます。
  2. 「システム環境設定」で「サウンド」をクリックします。
  3. 以下の各設定で「SP-555 44.1kHz」を選択します。

OS X の MIDI 入出力の設定

  1. SP-555 とコンピューターを USB ケーブルで接続し、SP-555 の電源を入れます。
  2. アプリケーション - ユーティリティ・フォルダの中にある「Audio MIDI 設定」を、ダブルクリックして起動します。
  3. ウインドウ メニューの「MIDIウインドウを表示」を選択して、MIDIスタジオ画面を開きます。
  4. 「MIDIスタジオ」ダイアログに、「SP-555」が表示されていることを確認します。
    「SP-555」が表示されていない、または淡色表示されている場合、SP-555 が正常に認識されていません。「MIDI を再スキャン」をクリックしてみてください。また、SP-555 の電源を入れ直してみてください。
    バージョンの違うドライバをインストールした場合、以前の設定が残っている場合があります。その場合は、淡色表示されている「SP-555」をクリックして選択し、「装置を削除」をクリックして、設定を削除してください。
  5. 「装置を追加」をクリックします。「新しい外部装置」が表示されます。
  6. 「新しい外部装置」の「装置名」を設定します。
    1. 追加した「新しい外部装置」をクリックして選択し、「情報を見る」をクリックします。
    2. 「装置名」欄に、「SP-555」と入力します。
      「製造元」欄および「機種」欄は入力する必要はありません。
  7. 入出力ポートを意味する上下の矢印を、以下の組み合わせのように、マウスでドラッグして接続します。
  8. MIDI の送受信が正常に行われていることを確認します。以下の手順を行ってください。
  9. 「設定をテスト」をクリックします。
    次の操作では音源から比較的大きな音が鳴りますので、音源のボリュームを小さめにしておいてください。
  10. 手順4で表示されていたSP-555の下向きの矢印をクリックします。音源から音が鳴れば、正しく設定ができています。
  11. 再度「設定をテスト」をクリックし、確認を終了します。
  12. Audio MIDI 設定 メニューの「Audio MIDI設定を終了」を選択し、設定を終了します。

ソフトウェアでお使いの前に

  1. SP-555 とコンピューターを USB ケーブルで接続してから、ソフトウェアを起動します。
  2. ご使用のソフトウェアの Audio Driver の設定で、「SP-555 44.1kHz」を選択します。
  3. ご使用のソフトウェアの MIDI Driver の設定で、「SP-555」を選択します。

詳しくは、ご使用のソフトウェアのマニュアルを参照してください。


設定の変更をするには

設定の変更/確認をするには

  1. SP-555 とコンピューターを USB ケーブルで接続し、SP-555 の電源を入れます。
  2. 「システム環境設定」で「SP-555」をクリックします。
  3. ドライバ設定のパネルが表示されます。

ドライバ設定パネルの項目について

"オーディオ入出力のバッファサイズ"
オーディオ入出力のバッファサイズを調整することができます。
バッファ・サイズを小さくすると、レイテンシーが小さくなり、リアルタイム性が向上しますが、コンピューターの処理能力や曲データの負荷によっては、録音・再生に音切れなどが発生しやすくなります。
バッファ・サイズを大きくすると、レイテンシーは大きくなりますが、オーディオ転送が安定し、音切れなどが起こりにくくなります。
一般に、ソフトシンセをリアルタイムで演奏したり、DAWソフトウェアでオーディオ入力をスルーさせてモニターする場合などには、リアルタイム性をあげるため、バッファサイズを小さくします。
逆にトラック数が多く負荷の高い曲データの録音や再生には、音切れなどを防ぐため、バッファサイズを大きくします。
目的に応じてバッファサイズを変更し、音切れなどのトラブルが発生しないよう、リアルタイム性とオーディオ転送の安定性のバランスを調整してください。
 
"録音のマージン"
お使いのソフトウェアでオーディオのバッファサイズを調整し、上記「オーディオ入出力のバッファサイズ」を調節しても、録音したオーディオデータに音切れやノイズがある場合は、この録音のマージンを大きくしてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。
 
"録音のタイミング"
録音したオーディオデータのタイミングがずれるような場合は、この値を調整してください。
 
ご注意
オーディオソフトウェアの起動中は、[適用]を押しても、これらの設定はすぐに反映されません。すべてのオーディオソフトウェアが終了し、次にソフトウェアを起動したときに設定が有効になります。

アンインストールするには

  1. すべての USB ケーブルをはずした状態でコンピューターを起動します。
    (キーボード、マウスを除く)
  2. 「Uninstaller」をダブルクリックします。
  3. 「SP-555 ドライバを削除します。」と表示されますので、[アンインストール]をクリックします。
    その他のメッセージが表示された場合は、そのメッセージの内容にしたがってください。
  4. 「ドライバを削除します。よろしいですか?」と表示されますので、[OK]をクリックします。
  5. パスワードの入力を求めるダイアログが表示されますので、パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
  6. 「アンインストールが完了しました。」と表示されますので、[再起動]をクリックしてコンピューターを再起動します。
    コンピューターが再起動されるまでに時間がかかる場合があります。

トラブルシューティング

ドライバをインストール/アンインストールできない

以下の手順で、インストーラー/アンインストーラーを起動してみてください。
  1. control キーを押しながら、起動したいインストーラー/アンインストーラーのアイコンをクリックします。
  2. 表示されたメニューから「開く」を選びます。
  3. アプリケーションの実行を確認するメッセージが表示されますので、「開く」をクリックします。
セキュリティの設定を確認してください。
  1. 「システム環境設定」で「セキュリティとプライバシー」をクリックします。
  2. 左下の鍵アイコンをクリックします。パスワードの入力を求めるダイアログが表示されますので、管理者ユーザーのパスワードを入力し、ロックを解除します。
  3. 一般タブの中にある「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」の設定を「Mac App Store と確認済みの開発元からのアプリケーションを許可」に変更します。
    ドライバのインストール、またはアンインストールが終了したら、同様の手順で元の設定に戻してください。

SP-555 のデバイスが選択できない

SP-555 が電源の入った状態で接続されているときにコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
SP-555 が電源の入った状態で接続されているときにスリープ状態に入った場合、正しく動作しなくなる場合があります。このような場合は、復帰後、SP-555 を使用しているソフトウェアをすべて終了し、SP-555 の電源を入れなおしてください。
 

音が鳴らない、再生/録音ができない

再生/録音中にコンピューターがスリープ状態に入りませんでしたか?
再生/録音中にスリープ状態に入った場合、正しく動作しなくなる場合があります。SP-555 を使用しているソフトウェアをすべて終了し、SP-555 の電源を入れなおしてください。
 
ドライバのオーディオのバッファサイズを調整してみてください
ドライバのオーディオのバッファサイズが小さすぎると、音が鳴らなかったり、正常に再生/録音ができない場合があります。
設定の変更/確認をするには」を参照してバッファサイズを大きくしてみてください。
 

音切れやノイズがある

お使いのソフトウェアで、オーディオのバッファサイズを調整してみてください。
まず、お使いのソフトウェアで、オーディオのバッファサイズを調整してみてください。
それでも再生・録音の際に音切れやノイズなどが発生する場合は、ドライバ設定パネルの「オーディオ入出力のバッファサイズ」を調整してみてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。
 
デバイスを挿したまま OS X のソフトウェア アップデートを行いませんでしたか?
デバイスを挿したまま OS X のソフトウェア アップデートを行った場合、音切れが発生する場合が確認されています。その場合は、再度ドライバのインストールを行ってください。
 
USB ハブに SP-555 を接続していませんか?
コンピューター本体の USB 端子に直接、接続してみてください。
 

録音したオーディオデータに音切れやノイズがある

上記「音切れやノイズがある」の項目を参考に、バッファサイズの調整を行っても、まだ録音したオーディオデータに音切れやノイズがある場合は、ドライバ設定パネルの「録音のマージン」を大きくしてみてください。
ソフトウェアによっては、バッファサイズを調整できない場合があります。

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